高い給与を得られるというコンサルティング業界。
今後年収をあげたいと思っている方にとっては非常に魅力的で、転職を考えている方も多いかと思います。
私もコンサル/シンクタンク業界に転職し、もともとの給与の2倍近いオファーを貰い、大幅な年収アップを経験しました。
当時の年収が低かったということもありますが・・・
実力主義で忙しい面は確かにありますが、それに見合った給与は貰えているように感じます。
今回はビジネスマンなら気になる年収について、コンサル業界の給与レンジ表を作成したので紹介します。
もちろん会社によって給与テーブルに差はありますが、コンサル会社の大体の給与額と求められるスキルを知っておくことで今後のキャリア形成の参考になるかと思うので、少しでも興味のある方は参考にしてください。
Contents
コンサル/シンクタンク業界の給与と求められるスキル
コンサル/シンクタンク業界の給与マップ
コンサル/シンクタンク業界は比較的若い年齢のうちから高い給与を貰えることで有名です。
おおまかな給与額となりますが、年齢ごとに以下のような給与を得られるイメージです。
いかがでしょうか。
やはり一般の事業会社からすると高い給与を得られる印象かと思います。
外資コンサルティングファームでは30歳ころで1,000万ということも珍しくはないので「若いうちから稼ぎたい!!」という方にはもってこいの業界かと思います。
ちなみに私は20代後半で複数社からシニアコンサルタントポジションでの内定をもらい、年収レンジとしてもここに記載している通りです。
よく「時給換算すると・・・」ということも言われますが、個人的には「時給換算しても十分良くない?」と思っています。
働き方改革の影響もあるのかもしれませんし、そもそも私が「時間があったところで他にやることもないし・・・」という悲しい生活をしているからそう感じるのかもしれません。。。
というか(ここだけの話)事業会社でもサービス残業なんてありましたし、それに比べたら遥かに良いと思っています。
各ポジションで求められるスキル
一般的にシニアコンサルタントからマネージャーになるタイミングで壁が存在すると言われます。
これは求められるスキルによる影響が大きいかと思います。マネージャーになるには一段階上のスキルを身に着ける必要がありますので。
※逆に言えばシニアコンサルタントまではよっぽどのことが無い限りは昇級できるかと思います。
外資コンサルは過去には「UP or OUT」、「昇進できない者は去れ」といった文化と言われました
が、この傾向も最近ではそこまで激しくありません。
最近では「UP or STAY」といった文化になっている会社も増えてきているようなので、過度に怯える必要はないでしょう。
※ただしその場合は年収の頭打ちもあるので、転職する方も多くいます。
もし外資系コンサルの文化に不安があるようでしたら、日系のシンクタンクもおススメです。
平均勤続年数も長く、ある程度腰を据えて仕事ができる環境が整っていると言えます。
ちなみに、シンクタンク企業についても上記の年収レンジは当てはまります。
私はシンクタンクに勤めていますが、おおむね上記の年収レンジで間違っていないという印象です。
身に着けたスキルは転職でも評価されやすい
個人のスキルと合わせて人的資産も意識する
コンサルティング/シンクタンク業界ではポジションごとに求められるスキル、身に着くスキルもある程度一般化できています。
また、それらスキルのレベルも高く、市場価値も高いため、転職の際でも評価される傾向にあります。
私の周りの方を見ていても、事業会社の良いポジションで転職したり、ヘッドハントされたりという方が一定数いらっしゃいます。
また、スキルとは別にコンサル業界に勤めた人には人脈といった強みもあります。
さまざまな業界のトップ層とのチャネルを作れることは、コンサル業界に属した人間の財産になるかと思いますし、独立心の強い同期との人脈も貴重なものでしょう。
ちなみに私は「人脈」という点も考慮して転職先を選定しました。現時点でこの考えは正解だったと思いますし、今後面白い仕事に繋がるイメージを持てています。
プロジェクトごと、ポジションごとのスキルの棚卸を意識する
また、これらスキルや人的資産ですが、プロジェクトごと、ポジションごとにしっかりと棚卸をしておくことが結構重要です。
今後のキャリア形成を考えた場合には、どのようなプロジェクトでどのようなスキルを身に着けたかを理解した上で、次のステップに向けた戦略を練るとよいでしょう。
通常の業務で忙しい部分もありますが、社内での役職アップのためにも常に自分のスキルは意識しておくと良いでしょう。
まとめ
コンサル/シンクタンク業界は給与の面でもスキルの面でも魅力のある業界です。
現在コンサル/シンクタンク業界に所属していない方も、今回の表を参考に、現状の給与や現在身に着けているスキルを比較していただければと思います。
もし自分に特筆すべきスキルが無いとしたら、同世代でコンサル業界で活躍している同期よりも市場価値が低い可能性があります。
現在の仕事の取り組み方を変えるなどして、自分の価値を高められるようにしましょう。
また、もしコンサル/シンクタンク業界に興味を持った方がいれば、私の転職方法についても記載しているので参考にしてください。
※ちなみに私は短期離職+ニート経験有から復活転職を遂げていますので、まともに仕事を頑張ってきたかたなら私より遥かに可能性があると思います。
では、今回は以上になります。