さて、前回の記事で「doda×motoさんのトークセッションvol.1-年収について」の情報をみなさんにお伝えしてきました。
※年収UPの方法を知りたい方、そもそもmotoさんて誰?という方は以下の記事を見てください。
非常にボリュームのある記事でしたが、年収をアップさせる転職についてはご理解いただけたかと思います。
さて、年収アップについては前回の記事でたくさん触れたので、今回は「今の会社での働き方、今後の働き方」にフォーカスを当てて記事をまとめます。
Contents
今の会社での働き方のあり方
motoさんは現在本業年収1,500万円、副業年収5,000万円ということは前回の記事でお伝えしましたが、30代前半という若さでそのポジションに行く人はどのようなマインドで働いているのでしょうか。
motoさんが働いているうえで意識していることを知ることでぼくたちも年収1,500万円に近づけるかもしれません。
意識していることその1.会社の看板に寄りかからない
まずmotoさんが意識しているのは「会社の看板に寄りかからない」ということ。
自分でキャリアを作っていく人間にとって、とても大切な考え方ですね。
motoさんは「会社の看板に寄りかからない」ことについてこのように語っています。
【motoさん談】
今は広告の会社で広告営業の営業部長をしている。
意識していることは会社の看板に寄りかからないこと。
個人として評価されるためには、マーケットで評価されるためにはどうすべきかを考えている。
意識していないと会社の看板に依存してしまうことはあるので、個人としてのバリューをSNSも含めて確認するのが大切。
【motoさん談ここまで】
うーん。なるほど。
会社の看板に寄りかからないということを意識している人は多いかもしれませんが、個人のバリュー確認までできている人はどれくらいいるでしょうか?
そもそも会社の看板に寄りかからないというのはマーケット評価を重視しているからですよね?
だとしたら当然マーケットからの評価を確認する術も持ち合わせたうえで活用しなくてはならない。
マーケットからの評価を確認する方法まで意識が回っていなかった人には参考になるのではないでしょうか。
・会社の看板に寄りかからない
・個人としてのバリューを確認する
意識していることその2.他責にしない
次にmotoさんが意識しているのが他責にしないということ。
意識していないとついつい他責にしてしまいがちですが、だからこそ意識する人としない人の差がでてくるのかもしれません。
motoさんはこのことについて面白い事例を交えて話してくれました。
個人的にはこの事例には「なるほどなぁ。。。」と思わされましたね。
【motoさん談】
他責にしない。
組織や商品や会社のせいにしない。
ここがイケてないからこの商品は売れないという人はいるけど、それを変えようとしない人が多い。
なぜかあきらめている。
誰もやらないところに価値がある。
誰も手を動かさない→自分から商品を変えるように働きかける→実際に変わる→実際に売ってくるから見てくれとやってみる→実際に売ってくる
ここまでやって本当に価値がある。この人すごいなとなる。
できない理由を考えない。できない理由をできることに変えていく。
実際にベンチャーでの営業の時に数字が取れなかったことがある。
ベンチャーだから名前も通っていないし、電話をしても相手にしてくれなかった。
だから社長に手紙を送って話をしようと考えた。
こういったことを言っても周りは「とどかないでしょ」という反応しかしない。
違う「届けるんだ」というのが正しい。
どういったプロセスで届くのかを考える。
ポストに入れる→社長あての手紙は秘書が受け取る→広告だと分かった瞬間にゴミ箱行きか担当セクションに回される。
どういうときに社長のところに行くのか?
豪華な封筒で、個人の名前で書いてあって女性だったりすると届きやすいんじゃないか?
秘書からしたら「もしかしたら読んじゃいけない内容なんじゃないか」という意識が働く。
それで実際に楽天に対して試してみたら三木谷さんに届いた。
楽天に通用するなら色々な企業で通用すると思い、そこから横展開していった。
こういったことを細かく細かく詰めていくことが大切。
【motoさん談ここまで】
どうですか?
この事例、非常に面白いですよね。
自分は他責にしていないということを意識していましたが、ここまで考えられていたかというと、どこかで諦めの念があったように思います。。。
突き詰めないと簡単にはこのマインドにたどり着くことは難しそうです。
今この瞬間から意識。ですね。
・他責にしない
・できない理由をできる理由に変えていく
・突き詰めて考える
意識していることその3.外との接点、外からの客観視
さぁ、motoさんが今の会社で意識していることの3つめ。
それは「外との接点、外からの客観視」ということです。
どういうことかmotoさん談を確認しましょう。
【motoさん談】
社内にいるうえで外との接点、外からの客観視をすることは大切。
社内評価があったうえではあるが社外からの評価も大切になる。
井の中の蛙になってしまうのは危険。
同期より!!とか、隣の部署より!!とかの狭い範囲で戦っていてはいけない。
【motoさん談ここまで】
これも常にマーケットからの評価を意識しろという話に近いですね。
会社の寿命も短くなるこれからの時代。
この感覚を常に持ち続けられるかの差は大きいかもしれません。
今後の働き方
さぁここまでmotoさんの今の会社での働き方、意識していることを確認してきました。
年収1,500万円に到達する人の考え方。参考になる点が多かったかと思います。
さてここからは少し内容が変わりまして「今後の働き方」についても話をまとめたいと思います。
サラリーマンにとって今後の世の中の変化は気になるところ。
motoさんはどう考えているのか確認してみましょう。
今後の働き方その1.転職は一般的に、だからこそ「自分株式会社」の考えが大切
motoさんを知っている人は良く知っていることかと思いますが、motoさんの哲学に「自分株式会社」という考えがあります。
これからの社会を見据えた際に、なぜこの考え方が大切になるのか。
motoさんはこのように語っています。
【motoさん】
今後はより一層、転職を当たり前の選択肢として視野に入れる世界になると思う。
ただしそうあるためには本業でもバリューを出すことが大切。
自分が出せる成果、貢献できることが何かは日ごろの仕事の中で明確にしておくことが大事。
それがある前提で個人でも戦えるような環境を作っておくことが大切。
考えとしては自分自身を会社として考える「自分株式会社」という考え方がある。
自分が会社だった場合に自分の売り上げをどう伸ばすかを考えながら行動することが大切。
なにかに依存することは危険。
最終的に自己防衛は自分でするしかない。
それができる人とできない人の二極化は今後進むように感じる。
転職が当たり前になる。
5年前と比較してもこの傾向は顕著ですねよ。
今後はその流れが加速するというのがmotoさんの考えのようです。
で、そのときに大事になるのが自分株式会社という考え方。
自分を会社と捉えていかに売り上げを上げるか(マーケットバリューを高めるか)が重要になるということですね。
最終的には自分で自己防衛するしかないというのはなかなか大変な世の中ですが、まぁその通りですよね(笑)
・今後は更に転職が当たり前の時代になる
・だからこそ「自分株式会社」の考えが大切
・最終的に自己防衛は自分でするしかない
今後の働き方その2.同じ会社に勤め続けるという生き方
ここまで転職が当たり前という風潮になってくると、一社に勤め続けている人、どこかで落ち着きたいと考えている人にとっては非常に生きづらい世の中ですよね。。。
例えば「どこかで落ち着きたい」と考えて働くことは悪いことなのでしょうか?
motoさんの考えは如何に??
【motoさん談】
ずっと転職し続けるという生き方もつかれるということもわかるが、そういった人に居座られる、どっかで落ち着きたいという人に集まられる会社も迷惑。
そこはある程度自分のバリューを担保したうえで、ビジョンミッション、この会社をどうしたい、自分はどうありたいを考えたうえでその会社にいるのはあり。
今後は転職が当たり前になるからこそ、一つの会社で勤め上げる人にも価値が生まれる瞬間はあるかもしれない。
【motoさん談ここまで】
何を隠そう、私も40くらいになったら落ち着きたいなぁと(少しだけ)思っていたのですが、居座られる会社の視点というのは盲点でしたね(笑)
たしかにそんなマインドの人に居座られたら会社も若手も迷惑です。
どっかで落ち着きたいという気持ちも分かりますが、常に会社のビジョンミッションを考え、この会社をどうしたい、自分はどうありたいを意識して働くことが大切ですね。
一社で働く人にフォーカスが当たる時代が来たとしても「ただ落ち着きたい」、「居座りたい」と考えている人と上記のことを意識している人とでは扱いは全く異なるものになっているでしょうね。
・どっかで落ち着きたいと考える人に集まられる会社も迷惑
・一社で働く人にフォーカスが当たる時代が来ても、ただ居座る人にフォーカスが当たることはない
doda×motoさんトークセッション、今の会社での働き方、今後の働き方まとめ
さて、今回はdoda×motoさんのトークセッションのうち「今の会社での働き方、今後の働き方」についてまとめてきました。
今回もボリュームのある内容だったので、ここで内容についてまとめておきます。
要点の確認にご活用ください。
【今の会社での働き方】
・会社の看板に寄りかからない
・個人としてのバリューを確認する
・他責にしない
・できない理由をできる理由に変えていく
・突き詰めて考える
【今後の働き方】
・今後は更に転職が当たり前の時代になる
・だからこそ「自分株式会社」の考えが大切
・最終的に自己防衛は自分でするしかない
・どっかで落ち着きたいと考える人に集まられる会社も迷惑
・一社で働く人にフォーカスが当たる時代が来ても、ただ居座る人にフォーカスが当たることはない
2回にわたってdoda×motoさんのトークセッションの内容をお伝えしてきましたが次回(第3回)が最後になります。
最終回の第3回については転職活動における悩みや、トークセッション参加者からの質疑内容についてお伝えしていきます。
第3回記事は以下(↓)から
前回内容(年収UPの方法)を確認したい方は以下(↓)から。
高年収業界のひとつ、コンサル・シンクタンクへ転職する具体的な戦略、エージェント活用法を知りたい人は以下(↓)から(僕が実際に結果を出した方法で、僕の知人も複数人同じ方法でコンサルへの転職を成功させています)
私が実際に利用しておススメできるエージェントやサイト、それらの使い方は以下の記事にまとめています。