今回は日本の代表的なシンクタンクである日本総合研究所の中途採用の内容についてお伝えしたいと思います。
全4回の連載でお伝えするので、日本総合研究所の中途採用を受けようと考えている方、興味のある方は参考にしてください。
Contents
日本総合研究所とは
日本総合研究所、通称日本総研は、シンクタンク・コンサルティング・ITソリューションの3つの機能を有する総合情報サービス企業です。
日本のシンクタンクは金融系企業を母体にしていることが多いですが、日本総研は三井住友フィナンシャルグループの系列となります。
1969年創業ということで歴史は長いです。
日本の老舗シンクタンクといったところですね。
日本総合研究所の特徴
特徴1.官民双方にバランスよくアプローチできる
日本総合研究はシンクタンクといった特徴を活かして公共と民間の双方の領域の案件をバランスよく扱っており、官民
「次世代の国づくり」をスローガンに掲げ、 経営戦略・産業振興のコンサルティング、 内外経済の調査分析・政策提言等の発信、産業創造などをおこなっています。
特徴2.コンサルティングの対象は大企業から中小企業まで
大手のシンクタンク、コンサルタント会社だと、受注額の大きさの関係から、顧客が大手企業になることはよくあります。
しかし日本総合研究所の顧客は大企業から中堅・中小企業までと幅広く、扱う案件もさまざまです。
大企業と中小企業とではコンサルティングの特色が異なるため、双方に興味があるという方には向いているかと思います。
中小企業対象のコンサルティング会社は船井総研などがありますが、船井総研だと大手企業へのコンサルティング機会がないなどもありますので、もしご自身の志向性が固まっていないようでしたら双方のコンサルティング機会のある日本総合研究所は良いかもしれません。
特徴3.海外案件や社会課題解決案件への取り組み
日本企業はグローバル化への対応が遅れていると言われいていますが、日本総合研究所は海外案件も取り扱いが増えています。
ASE
社会課題解決案件については地方創生を中心に案件
民間企業向けにも環境・エネルギー領域やヘルスケア領域などの特
近年は社会課題解決系の案件にモチベーションを感じる若手や、海外案件を手掛けたいと感じる若手も増えていると感じます。
そのような方にとっても日本総合研究所の持つ案件の広さは魅力的だと思います。
特徴4.柔軟なキャリアパスと働き方
案件の豊富さを背景に、コンサルタントのキャリアパスに
1年に1回グループ異動が可能となっていて、自
このようなキャリア制度によって守備範囲の広いコンサルタントへの成長が
また、働き方についても特徴があります。
例
通常勤務においても連続して5日(
入社後の研修制度も整備されているので、初めてコンサルタントになるという方にとっても魅力的な会社かと思います。
日本総合研究所の残業時間
ハードワークと言われるコンサルティング業務ですが、実際のところ残業は何時間なのでしょうか。
VORKERS情報
VORKERSで企業の残業情報が見れるので確認してみましょう。
こちらのデータによると日本総合研究所の残業時間は44時間ほど。
一日あたり2時間程度の残業ということですので、コンサルティング会社としてはかなりマイルドな働き方かと思います。
外資コンサルとかだと月70時間とか80時間って聞きますからね・・・
ちなみに私は新卒一社目の某日経事業会社で月残業平均40時間程度だったので、それと同程度でシンクタンクの給与を貰えるのはかなり羨ましいです。
働く社員の本音は
ちなみに私は日本総合研究所に友人がいるので、ぶっちゃけた話どの程度の残業時間か確認しました。
ぶっちゃけた話、月によるけど大体50-60時間程度とのことでしたね。
インセンティブも大きいようで、残業50-60程度で給料も結構いいから全然良いよねと言った話でしたね。
同僚も優秀で人間的にもまともなので働きやすいそうです。
リモートワークも可で自宅作業でも問題ないので満員電車からも解放されると言っていました(笑)
まとめ
今回は日本総合研究所の特徴についてお伝えしました。
簡単にまとめると以下のような内容ですね。
・官民バランス良く案件をとれる
・大手、中小、海外と幅広い経験を得られる
・キャリアも柔軟に構築でき働き方もフレキシブル
・コンサル/シンクタンクの中では残業時間が少ない
個人的には非常に働きやすそうで魅力的なシンクタンクのように感じました。
次回以降は日本総合研究所の面接体験についてまとめていますので、興味のある方はご確認ください。
一次面接の内容については以下の記事からご確認ください。