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コンサル中途採用経験談:PwCコンサルティング合同会社(2/4)職務経歴書の作成・応募

前回の記事ではPwCコンサルティング合同会社の特色について説明しましたが、今回は実際の選考についてお伝えしたいと思います。

(前回記事は↓)

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コンサルの採用試験では書類(職務経歴書)応募から勝負が始まります。

職務経歴書なんて職歴を書くだけだし簡単でしょ

と、思う方もいるかもしれませんが、コンサルの中途入社に向けて作成する書類には通過のためのポイントがいくつかあります。

初めての方は悩むことも多いと思うので、今回はPwCコンサルティング合同会社の書類選考に通過した職務経歴書の書き方について詳しくお伝えしたいと思います。

職務経歴書に必要な項目

職務経歴書(履歴書)に必要な項目を理解する

中途採用試験に応募する場合、必要になるのが職務経歴書(履歴書)です。

しかしいきなり職務経歴書と言われても、

何を書けば良いんだ・・・

と悩む人も多いでしょう。

私も悩んだのでよくわかります。

では私はどんな内容を書いたのか。

参考にしていただければと思いますが、私の場合は以下の内容を書いて提出しました。

1.大学卒業から現在に至るまでに何を考え、どのようなキャリアを歩んできたか
2.経験分野と詳しい内容
3.過去の業務から転職先で活かせる経験・知識・技術
4.年度ごとの詳しい経験業務内容

ちょっとこれだけだと分かりにくいでしょうか・・・

では出血大サービスで私の職務経歴書の一部を公開しましょう。

ポイントも含めてお伝えしていきます。

1.大学卒業から現在に至るまでに何を考え、どのようなキャリアを歩んできたか

まず「1.大学卒業から現在に至るまでに何を考え、どのようなキャリアを歩んできたか」については下のような感じです。

〇〇大学を卒業後、△△社に入社。◇◇部門にて××領域における・・・をx年経験。●●を担当。▲▲の経験を積んだ。その後、□□という想いから■■へ。・・・・

このように自分の歩んできたキャリアと経験、どのような想いを持って、どのようなアクションを取ってきたかをまとめました。

想いとアクションも書くことで、自分の志向性も伝えることが重要だと思います。

これにより、なぜその会社を志望しているのかもアピールすることができます。

これまでのキャリアと合わせて自分の志向性を伝える

2.経験分野と詳しい内容

次に書いたのは「2.経験分野と詳しい内容」ですが、これに関しては以下のように書きました。

・●●領域における××
・□□領域における▲▲

正直ここに関しては「1.大学卒業から現在に至るまでに何を考え、どのようなキャリアを歩んできたか」で書いた内容から経験業務を抜粋しただけです。

職務経歴書の序盤で、

この人はこの分野に知見があるんだな

と思ってもらえるように端的に経験業務をまとめました。

パッと見で何を経験した人か分かるようにできるだけ端的に書く

3.過去の業務から転職先で活かせる経験・知識・技術

次に書いたのは「3.過去の業務から転職先で活かせる経験・知識・技術」です。

ここは以下のようにまとめてます。

【●●の経験】
・××や〇〇の業務を経験し、◎◎領域における一連のプロセスを経験。~~~

【▲▲力】
・業務を細分化した上での課題設定、仮説構築

【××力】
・◎◎を経験したことから、××~~

こちらについてもどのような力があるか端的にまとめた上で、その経験や力がどういったものかを少し詳しく書いています。

「2.経験分野と詳しい内容」と同様に、まずは何ができる人間なのかをパッと見で理解してもらえるように記載しています。

履歴書を読む人がパッと見で要点をつかめるように書く!

4.年度ごとの詳しい経験業務内容

最後に書いたのが「4.年度ごとの詳しい経験業務内容」です。

ここは実際に経験した仕事をプロジェクトごとにまとめ、その時の成果・実績についてまとめました。

これまでの内容より詳細に、業務の内容が伝わるように書いていきます。

20××年~××年:
【プロジェクト名】~~~~~
【活動概要】
・●●●●●
・◎◎◎◎
【成果】
・▲▲▲

少々ざっくりと書いてしまいましたが、フォーマットとしては上記のような形です。

ここでは成果も交えることで仕事できるぜ!アピールをしておきます。

この項目まで成果の話はほとんどしてこなかったのですが、ここで初めて、どのプロジェクトでどのような仕事をして結果どれだけの成果を出したのかを詳細に記載しています。

初見の人でも仕事のイメージが湧くように記載するのが重要かと思います。

成果も交えて、仕事のイメージが湧くように記載する

職務履歴書に書く内容に悩んだら

エージェントを上手く使う

ここまで職務履歴書の書き方についてお伝えしてきましたが、初めて書く人にとってはやっぱり不安も多いかと思います。

そのような人はエージェントに協力してもらうのが近道です。

そもそもエージェントに相談することで職務経歴書のフォーマットも入手できますし、自分のキャリアの棚卸、強みの確認、職務経歴書の書き方の相談できますので。

私も最初はどのように履歴書を書けば良いのか、、、というか、そもそも自分のキャリアで何が強みになるのか分からずにいましたが、エージェントに相談することで「これが自分の強みなのか!」と明確にすることができました。

アンディ
アンディ
私も自分のキャリアでコンサル会社にアピールできるか不安でしたが、エージェントに相談することでアピールポイントを明確にしてもらえました

個人的にはエージェントと相談しながら話を進めるのが一番手っ取り早いと思ってます。

しかもキャリアの棚卸を通して自分のキャリアに自信を持つこともできます(笑)

私は計10社ほど転職エージェントを使って相談しましたが、キャリアの棚卸で一番強いのはリクルートエージェントです。

エージェントに最初に会うときは面談を行うのですが、リクルートエージェントの担当の方はその面談の中で仕事経験をヒアリングし、それを強み・アピールポイントに落とし込むのが非常に上手いです。

業界トップの会社なので各担当が業務効率を良くするうえでこういったスキルを身に付けているのでしょう。

個人的には履歴書をうまく作成するためにエージェントを使わない意味が分かりません。

ライバルたちはエージェントを使って、良い履歴書を作成しているのに無理に自分で慣れない履歴書を作成してディスアドバンテージを作る必要は無いと思います。

ちなみに、転職の悩み別(エージェントの得意分野別)エージェントの使い方は以下の記事でまとめているで参考にしてください。

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職務経歴書が完成したらあとは応募するだけ

誤字、脱字の確認も含め最終チェック

職務履歴書が完成したら、最後に誤字脱字の確認も含めて最終チェックを行いましょう。

エージェントを使っている人はエージェントにも確認してもらうことができます。

誤字などがあると採用担当の印象も変わるので念入りにチェックしておきましょう。

残るは提出のみ!!web試験対策も意識しておこう

最終チェックが済んだ人は、自信を持って書類を提出し選考に進みましょう!!

エージェントを使っている人はエージェント経由で、個人で応募する人は個人で対応することになります。

ここまできたら自信を持って応募するだけです。

参考までに、私の場合は書類を応募した後1週間ほど経ってから選考結果が届きました。

結果を待っている間は少々不安ですが、不安に思ってもしょうがないので焦らずに待ちましょう。

ちなみに選考に通過した場合、一次面接を受ける前までにweb試験を受ける必要があります。

アンディ
アンディ
web試験は対策によって点数に差が出ます。対策に不安のある人は応募を少し遅らせるのも手だと思います。

書類のチェック、web対策も含めて焦らずに対応するのが吉です。

 さいごに

今回はPwCコンサルティング合同会社に応募するうえでの書類作成方法についてお伝えしました。

PwCコンサルティング合同会社へ提出する書類としてご紹介しましたが、他のコンサルティング会社へ提出する書類作成においても重要なポイントを紹介させていただいたので、コンサルティング会社へ応募する方は是非参考にしてください。

次の記事ではPwCコンサルティング合同会社のweb試験についてお伝えしたいと思います。

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