前回はNTTデータ経営研究所の特色について記事を書かせていただきましたが、いよいよ今回から選考について記載していきたいと思います。
選考全体の流れ
中途面接を受ける方からすると選考全体の流れが気になるかと思いますが、NTTデータ経営研究所の場合、私が経験した選考フローは以下の通りでした。
書類選考 → 一次面接(論文+面接) → webテスト(TAL) → 二次面接 → 人事・社長面接 → 内定
全体で2カ月ほどかかるので、その点も事前に理解しておくと良いかと思います。
なお、面接の内容について調べるのは中々大変ですが、キャリコネというサイトで面接内容の書き込みも確認できるので転職を検討している方、選考に進む方は必ず確認するようにしましょう。
なお、NTTデータ経営研究所を調べるときは、エヌ・ティ・ティデータ経営研究所で調べるようにしましょう。
職務履歴書の提出が第一歩
どの会社もそうですが、NTTデータ経営研究所の選考も職務履歴書の提出から始まります。
この職務履歴書の提出についてですが、エージェントを通して提出してもらう方が通過率は高まります。
エージェントは各社の人事とも連絡をとれる立場にあります。そのため、エージェントを通して応募することで、エージェントが直接人事にプッシュしてくれることもあるのです。
人事の人が書類選考を通すか迷ったときにエージェントに一旦連絡がいくということもあるそうなのでこれを使わない手はありません。
※ちなみに内定時の年収交渉の際にもエージェントは協力してくれます
転職を検討する人の一部には、職務履歴書の書き方が分からないとか、人に語られるだけの経験はできてない・・・などのメンタルブロックで一歩が踏み出せない方がいます。
このような方はエージェントに相談しにいくのも億劫に感じたり、恥ずかしかったりするかと思います。何を隠そう私がそうだったのでよくわかります。
でも基本的にエージェントは味方なので、まずは深く考えずにエージェントに会うことをおススメします。
色々と入力欄があって、書くことが無くてやめてしまう人もいるかもしれません。
でも大丈夫です。しっかりと書ききることができなくても、たとえ1行程度しか経験をかけなくてもエージェントは会ってくれます。
自分の転職活動を有利に進めるためにも、ライバルより先にエージェントに相談して動き出しましょう。
本ブログでコンサル・シンクタンクに転職する際のエージェント活用法も記事にまとめているので、是非参考にしてください。
エージェント経由で履歴書を提出する
職務履歴書通過後-面談日程調整で考慮すること
職務履歴書を提出したのち4日ほどで選考結果の連絡があります。
無事通過した場合は、面接日程を調整し面接へ進むことになります。
なお、応募する部署やポジションによるかとは思いますが、書類選考では応募者の経歴を参考に、マッチする可能性がある部門の役職者が目を通しているようです。
その中で、会いたいと評価した方が面接を実施するとのこと。
書類通過連絡の際に、どの部門の方と面接を実施することになるのかが記載されているため、事前に部門の内容や面接官の情報は調べておきましょう。
NTTデータ経営研究所はHPでの情報発信をしっかりされているので、面接官がどのようなプロジェクトに関わってきたのか、どのような分野が専門なのかなどの確認もしやすいかと思います。
面接を受ける心構えとして当然のことですが、この情報収集はしっかりと実施してください。
また、一時面接では論文作成(30分で1,000字程度の論文作成)を課されることもあります。
難しい内容だったり、長文が課されるわけではないですが、論文作成に慣れていない方は面接官の方が過去に書いた論文なども参考にし、どのような体裁で書くかを参考にすると良いかと思います。
論文のテーマは当日まで確認することができません。
その場で5つくらいテーマを与えられ、自分で書きやすい内容を選び論文を作成するという内容になっています。
テーマが事前に分かっているわけではないので対策をかっちりとするのは難しいかもしれません。
しかしながら、選択肢として与えられたテーマを見た限り、自身が応募しているポジションの組織ミッションや業務内容にかかわる内容が問われているように感じました。
例えば「自動車業界のコンサルティング」を志望する場合、
「日本の自動車業界が海外で勝つために必要な要素を考察せよ」
といった内容が課されるイメージです。
面接日程を調整する方は、上記対策にどの程度かかりそうかも判断した上で調整すると良いかと思います。
ちなみに先方からは2-5営業日以内で面談調整との依頼があるかと思います。(私の場合はそうでした・・・)
ただ、これも絶対に守らないといけないわけではないので、自分のスケジュールを考慮の上調整しましょう。
2-5営業日といった期日内に設定しなかったから選考に不利になるなどはないかと思います。(私は先方指定を無視して調整し、選考通過していますし、先方都合でリスケになったりもしておりますので、あまりセンシティブになる必要はありません)
・1次選考に向けて必要な対策は論文対策
・論文に書きなれていない人は論文の構成になれておくこと
・論文対策にかかりそうな時間を考慮し、面接日程を調整すること
まとめ
今回は面接準備だけだったので、簡単な内容となりました。
ちなみにNTTデータ経営研究所は書類選考直後にwebテストが課されることはありません。
その代わり面接時に論文が課されることがあります。
次回の記事で一次面接の内容と合わせて論文について詳細を書きたいと思いますので、興味のある方はご確認ください。
一次面接と論文の内容が気になる方は↓
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※なお最終面接に進む過程でwebテスト(TAL)を課される場合があります。TALの対策については別の記事に記載しておりますので参考にしてください。