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中途採用経験談:NTTデータ経営研究所(1/7)NTTデータ経営研究所の特色

今回から7連載で日本のシンクタンクであるNTTデータ経営研究所の中途採用の経験談について記載していきたいと思います。

これからNTTデータ経営研究所の中途採用を受けようとしている人、NTTデータ経営研究所に興味を持っている人は是非参考にしてください。

ちなみに会社の特色などについては新卒で就職活動をしているん人にも参考になるかと思います。

NTTデータ経営研究所とは

NTTデータ経営研究所はその名前の通りNTTグループの一員でNTTデータの100%子会社のシンクタンクです。

オフィスは東京の赤坂見附と永田町の2カ所にあります。

事業概要は以下のようになっています。

1. 企業経営および行政に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
2. 情報および通信システムの企画・開発に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
3. 経済、社会、産業、文化等に関する調査研究ならびにコンサルティング業務
4. 前各号に関連する教育研修・セミナーの実施・運営、情報の提供ならびに刊行物の出版
5. 前各号に付帯する一切の業務

より詳細な情報はHPからご確認ください。

HPだけでは分からないオリジナルな情報は以下でお伝えします。私が面接や実際に働く社員への質問で仕入れた情報です。

NTTデータ経営研究所の特色

上流工程(戦略立案系)のコンサルティングが行える

直接社員に話を聞いたところ、リサーチ業務に注力するわけではなく、コンサルティングの上流(課題抽出、戦略の立案)を扱う点がNTTデータ経営研究所の特色とのことです。

シンクタンクとコンサルティングの良いとこ取りのポジションを確立しています。

親会社のNTTデータとの住み分けもうまくできており、NTTデータ経営研究所が戦略立案、NTTデータがIT導入という扱いになっています。

このような組織体系から、IT系案件ではなく純粋な戦略系業務に携わりたいという方にはおススメかと思います。

また、よくある組織間の軋轢といったこともほとんどなく、業務は進めやすいとのこと。

(まぁここら辺は実際に働いてみないと分からない点ではありますが・・・)

多様なバックグラウンドを持った人が多く中途の門戸が広い

このような特徴から純粋な戦略や経営に携わりたいといった方が入社を希望される場合が多いようで、中途入社の社員も8割程度と中途採用の門戸は広いです。

社員には様々なバックグラウンドを持った人がおり、社内で積極的に動くことで色々なスキルを吸収する環境は整っていると言えそうです。

一方で、中途社員が多いため良くも悪くもカルチャーといったものが存在しないようです。

実際に社内で働く人も、「誰に師事するかで得られるスキルは変わるので、自分の成長につながる人をうまく見つけて使ってください」と言っていました。

さまざまなバックグラウンドを持つ方と働くことで多くの知見を吸収できる環境、クライアントへ提供する環境も整っているかと思います。

ビジネスと政策、双方の知見を活かしたコンサルティングが可能

また、ビジネスと政策の双方の知見を活かして、各社のコンサルティングができるということは面白い点だと思います。

ビジネスを始めようとしたときに政策や制度の課題を見落としたためにうまくいかないことは実際の現場では良くあります。

そのような中で、シンクタンクとしての強みである政策面への関わりを活かしてコンサルティング業務ができるのはとても価値のあることだと思います。

政策による規制が強い業界、影響が強い業界へのコンサルティングを行ないたい人には適しているかもしれません。

提案で終わらず実行フェーズまで入り込める

また、実行フェーズにまで入りこみ、必要であれば新たな会社の立ち上げなど、本当にビジネスが動き出すまでの仕組みづくりまで携わることができるといった特徴もあるようです。

私は新卒で入った事業会社時代にコンサルティング会社に依頼をしたことがありますが、正直なところPPTに綺麗ごとを並べただけで、「本当に実行することまで考えているのか・・・」と感じたことがあります。

NTTデータ経営研究所はそのことをしっかりと理解した上で、「実行フェーズまで入り込むこと」、「ビジネスの仕組みづくりまで対応すること」を意識しているとのことで、理念としては非常に良いものだと感じています。

ビジネススキルを高めたい、起業を考えているという方には面白いフィールドが準備されているかもしれません。

NTTデータ経営研究所の残業時間

色々と特色のあるNTTデータ経営研究所ですが残業時間は長いです。

基本的にはハードワークとのことでOpen Work(旧:vokers)の評価をみても80時間近い残業時間があるようです。。。

プロジェクトの状況にはよるものの、基本はハードワークということを理解しておきましょう。
※ただ、ゆるいときは相当ゆるいとのこと。

実際に働く人の話を聞くと、通常60h/月いくかいかないか程度で、長い時で80h/月程度とのことでした。

テレワークなど働き方を改善する取組は随時取り入れているようなので、そのような仕組をうまく活用できれば自由な働き方はしやすいかと思います。

プロジェクトによっては地方に駐在することもあるようなので、転勤はないものの、一定期間東京を離れるということはありそうです。

NTTデータ経営研究所で経験できるプロジェクトの数

プロジェクトは並行して複数持つのがNTTデータ経営研究所の進め方のようです。

プロジェクトの大小によりますが、1年で経験するのは大体5~6件程度。

プロジェクトの大小によっては掛け持ちということもあるようです。

まとめ

今回はNTTデータ経営研究所の簡単な情報をまとめてみました。

シンクタンクとして政策との関わりを持ちつつ、戦略提案ができることは魅力的かと思います。

また、中途入社の方への門戸も広いので興味を持った方も応募しやすいかと思います。

ちなみに、中途での転職を検討しているようであれば転職エージェントの活用をおススメします。

私がコンサル、シンクタンクで複数内定を獲得するまでの戦略もはこちらの記事で紹介しておりますので参考にしてください。

次回以降は中途採用の面接内容等を掲載していきたいと思います。

これから面接を受ける方、今回の記事で興味を持った方は引き続き読んでいただければと思います。

それでは!

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