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ベンチャー転職

年収をあげる転職で理解すべき4つの真実。20代で年収2倍800万オファーを貰った考え方。

今の会社では上も詰まってて給料も上がらない。
仕事をしない上司の半分くらいしか給料をもらえないのは納得いかない。
転職で給料も上がるって聞くし転職をしようかな。。。

社会人になって数年経つと、給料が上がらないことに不満を持つ人が増えてきます。

また、家族を養う年齢になって、今の給料だと厳しいと感じる人も多いでしょう。

今回は給料アップを目指す方に向けて、転職活動で給与2倍の800万円近いオファーを貰った私の戦略をお伝えしたいと思います。

年収をあげるために理解すべき4つの事実

その1:高スキル人材が高年収人材とは限らない

転職での年収アップを目指す人は多いですが、まず検討するのは年収が決まる理屈を知ること。

みなさんが良く勘違いするのは、スキルのある人材が高給を得ることができるということです。

まぁこれも間違ってはいないのですが、もっと大切なことが他にあります。

例えばここに同じ年齢の二人がいたとしましょう。

Aさん:帰国子女、TOEIC990点、旅行業界勤務
Bさん:海外未経験、TOEIC700、外資系コンサルファーム

上記情報以外については全て同一だった場合(むしろBさんの方がスキルが劣っていたとしても)、年収という観点ではほぼ確実にBさんに軍配があがります。

英語というスキルで言えば間違いなくAさんの方が上ですが、選んだ業界の違いによって年収は大きく変わってしまうのです。

本気で年収アップを狙うなら、「自分のスキルを高めれば年収は高くなる。」といった考えを捨てることから始める必要があります。

 

正確には、それ以外に重要な視点があることをしっかりと理解してください。これからその視点についてお伝えしていきます。

その2:年収に最も大きな影響を与えるのは所属業界

スキルだけでは効率的に年収をあげることはできません。

これは先ほどお伝えしたことです。

 

では効率的に年収をアップさせるためにはどうすれば良いのか。

それは平均年収が高い業界に身を置くことです。

基本的に社員に対してどれだけの給与を支払えるかというのは業界の性質に依存します。

 

なので、年収をアップさせるには、「年収の高い業界」に身を置くのが最も効率的です。

 

そうなると気になるのが年収の高い業界ですが、いったいどのような業界が年収の高い業界なのでしょうか。

 

一般的に給料が高いと言われている業界をピックアップすると以下のようになります。

・商社
・コンサル
・シンクタンク
・金融
・通信
・広告

以下のサイトでもモデル年収について確認できるので、是非参考にしてください。

業種別モデル年収平均ランキング1-50位 マイナビ

 

他にも年収のいい会社を調べたいということであれば会社四季報や業界地図を参考にして、つぶさに確認してみてください。

※会社によっては役員給与が大幅に年収を引き上げている可能性もあるので、その点は注意しましょう。

ちなみに商社(特に総合商社)は年収の高い業界として有名ではありますが、新卒採用がほとんどとなっていますので、転職先としてはおススメするのが難しいです。

※もちろん新卒者にはおススメ

転職検討者におススメなのはコンサル業界

中途採用、転職検討者におススメなのは中途採用を拡大しているコンサル業界です。

コンサル業界は現在業績拡大により中途採用を積極的におこなっており、新卒よりも中途の方が採用難易度も低いという傾向もあります。

働き方改革の影響で無理な働き方は減ってきている

また、激務というイメージがありますが、最近は働き方改革もあり以前のような働き方とはかなり変わってきています。

少し前まで激務、ブラックの代名詞だったアクセンチュアも現在は相当働きやすくなっているそうです。

シンクタンクは腰を据えたい人におススメ

ちなみにコンサル業界はちょっと・・・という人でもシンクタンクは比較的マイルドな働き方ができ、腰を据えて働く人も多い業界です。

シンクタンクは聞きなれないという方向けの記事も作成したので、是非ご参考にしてください。

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年収をあげたいという方は上記業界への転職をステップにキャリアアップするのが良いかと思います。

その3:稼げる職種を意識する

業界の重要性はご理解いただけたでしょうか。

業界について理解したら、次に意識するのは職種についてです。

基本的には、直接数字を取ってくる営業、人手不足でどの企業も欲しているエンジニアは給与が高い傾向にあります。

特にエンジニアについては今後さらに人手不足が深刻化することが予想されていますので、転職活動でもかなり優位に交渉をすすめることができると思います。

仮に今の私が年収300-400万程度で、転職も難しく、今後の給与アップも見込めない状況であれば一発逆転を目指してエンジニアになるかと思います。

それくらい今後の市場としてはアツいと思いますので、挑戦したい方はその価値があると思います。

最近はスクールもあるようなので、少しでも興味のある方は検討してみてください。

ちなみにコンサル転職においては営業といったくくりはありません。

コンサル業界で仕事をとってくるのはパートナーと呼ばれる上位職種の方になります。

※役職のランクと仕事内容、年収レンジはこちらの記事で確認できます。

パートナーになるのはコンサル業界で経験を積んだ方になるので、未経験での転職の場合は考える必要がありません。

コンサルへの転職の場合は職種については特に考えないで結構です。

ただしご自身がSE出身だったりIT系に強みがあるのであれば、そのような業務に力を入れている会社を転職先に選ぶ方が良いかと思います。

その4:最後に考慮するのが自分のスキルと実績

正直なところ、転職で年収をあげるのであればこれまで述べてきた「業界×職種」を意識するのがとても大切です。

そのうえで、自分が目指す「業界」「職種」に「活かせるスキル・実績」があれば、年収アップはより確実なものになるかと思います。

年収アップを最大化するために必要なのが「スキルと実績」といったイメージですね。

これをしっかりと考えて面接等で伝えることができれば高年収を期待できるかと思います。

まとめ

以上、年収アップに必要な視点について説明してきました。

年収アップのための転職を意識している人は是非参考にしてみてください。

 

ちなみに、年収アップの最後のダメ押しとして、年収交渉があります。

この年収交渉のためのテクニックについても記事を作成しています。

こちらは今回紹介した業界以外に転職する場合でも役に立つテクニックだと思うので、是非参考にしてください。

私の経験がみなさんの転職活動の参考になれば幸いです。