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コンサル中途採用経験談:フューチャー株式会社(1/3)フーチャー株式会社の特色

今回から4連載で日系コンサルティングファームであるフューチャー株式会社の中途採用の経験談について記載していきたいと思います。

これからフューチャー株式会社の中途採用を受けようとしている人、フューチャー株式会社に興味を持っている人は是非参考にしてください。

会社の特色などについては新卒で就職活動をしている人にも参考になるかと思います。

フューチャー株式会社とは

フューチャー株式会社とは新事業・サービスの企画立案、経営戦略などのコンサルティング業務を行っている会社です。

フーチャーアーキテクトを傘下に抱えているといったこともあり、コンサルティング内容はITよりになるかと思います。

オフィスは大崎駅から徒歩5分程度のところ。

名前はちょっと胡散臭い感じがしますが、1989年創業とそこそこに歴史のある企業となっています。

実は平均年収ランキングでも上位にランクインするような会社ですので、もしかしたら一度は目にしたことがあるかもしれません。
※ただし、この退職金等はないとの話なので、就職する方は雇用条件をしっかり確認しておきましょう。

実は東京カレンダーというメディアの運営にも関わっていたりします。

各部門でどのような仕事をおこなっているかはHPにも掲載されていますが、正直なところ情報が少ないです。

※確認するのであればHPからIR資料を確認すると良いかと思います。

戦略部門にはコンサル出身の方をメインで採用していましたが、徐々に事業会社出身の方の採用も強化する方針になってきているようです。

募集ポジションは時期や会社都合で変わりますので、早めに情報収集のためのチャネルを作っておくのが良いかと思います。

これからの時代は常にアンテナを張っておくこと、正しい情報の仕入れ先を確保しておくことが重要になります。

※とりあえずどのような求人があるかを知りたいという方であればマイナビエージェントがおススメです。

ニートだった私がコンサル、シンクタンク複数社から内定をもらった転職の方法は別の記事に記載していますので参考にしてください。

会社毎の特徴を理解してうまくエージェントを使うことが重要です。

フューチャー株式会社の特色

フューチャー株式会社の特色は以下の3つです。

特色1.IT領域に強い
特色2.社長が金丸恭文という有名人
特色3.オリジナルな評価制度

特色1.IT領域に強い

フューチャー株式会社の特色はまずはIT領域に強いといった点です。

グループ会社にフューチャーアーキテクトなどのIT関連企業が名を連ねている点からもこの傾向が分かります。

クライアント各社の戦略を策定した後は、IT部隊を活用して、システム開発から運用までサービス提供を実施します。

社員に聞いた話だと、新卒入社の人は最初の5年程度はプログラムを書く仕事をするそうで、技術者としての知見を持った人間が活躍していることが強みとのこと。

とはいえ、中途入社の人で戦略策定に関わりたいという人はプログラミングが必須という訳ではないそうなので、戦略策定を行いたいという方は積極的に応募して問題ないかと思います。

システムの実装までグループ会社を含めた自社完結型で提供できるのは強みと言えるでしょう。

特色2.社長が金丸恭文という有名人

そしてフューチャー株式会社の特色2点目は金丸恭文社長が指揮をとっているということ。

この方、業界ではかなりの有名人らしく、この方を慕ってフューチャー株式会社に転職した元外コンの方も多いとのこと。

求心力は抜群です。

更にこの方、様々な業界へのつながりもあるようで、過去には内閣府規制改革推進会議議長代理、内閣官房未来投資会議構成員、内閣官房働き方改革実現会議議員、経済産業省IoT推進ラボIoT支援委員会委員、日本ハンドボール協会特任副会長など、さまざまなポジションを経験しているようです。

これらのポジションの経験を活かして、広い人脈から面白い仕事を引っ張ってくるようです。

チャレンジングな仕事をする環境は整っているかと思います。

特色3.オリジナルな評価制度

フューチャー株式会社では評価を実施する際に、個々人が関わったプロジェクトと役割、成果、今後取り組みたい業務や高めたいスキルなどをプレゼンテーションするようです。

そして、そのプレゼンに対してフィードバックと評価を貰い、給与などが決定するとのこと。

自分で成果をPRし、同僚や上司のフィードバックを元に評価が決まるという点で、なかなかシビアな感じがしますが、透明性は高いと言えるでしょう。

ある意味、自己主張ができるかどうかで年収も大きく変わるともいえるので、自分の適性を見分けるのも重要かと思います。

フーチャー株式会社の残業時間

フューチャー株式会社の残業時間はVorkersを見ると75時間程度となっています。

この数字から見ると基本的に激務の会社と考えてよいでしょう。

外資コンサルの残業時間と同程度かそれ以上かといった内容です。

私が面接を受けた際にも稼働率がかなり高いとの情報でしたので激務なんだとは思います・・・

ただ、この状況を変えるために人員は増やしていく段階らしく、数か月後には状況が改善している可能性は十分にあります。

そもそも社長が働き方改革実現会議議員ですので、この傾向をどう変革していくかは気になるところです。

最新情報はエージェント経由で確認したり、面接時に探りを入れるのが良いかと思います。

ネットで「金丸 働き方改革」と検索すると社長の考えが分かる記事も確認できますよ。

フューチャー株式会社で経験できるプロジェクト数

フューチャー株式会社では基本的に1人1~2プロジェクトを持つ、シングルタスクに近い働き方になるようです。

アナリストクラス、コンサルタントクラスの人は、社内で自分の好きなプロジェクトに手をあげて参加する方式らしく、割と自由に仕事を選べる雰囲気でした。

一方でリーダークラスの人は、面白そうな仕事を取ってきて、プロジェクトに人が就くように「こんな面白い仕事とってきたよー」って感じで社内でのPRが必要とのことです。

社長経由で取ってくる案件もあり、幅広いプロジェクトを経験できるのは魅力的な環境かもしれません。

まとめ

今回はフューチャー株式会社の簡単な情報をまとめてみました。

戦略策定からITコンサルまでできて、社長が有名で、評価制度も面白くて、プロジェクトの幅も広いよってのがまとめになりますかね。

次回以降、中途採用の面接内容等を掲載していきたいと思います。

興味を持った方は次回以降の記事もご確認ください。