日本総合研究所の中途採用経験談について、今回は2本目の記事になります。
前回は企業概要をお伝えしましたが、今回から選考についての説明となります。
参考までに前回記事は以下です。
日本総合研究所の面接は全3回、途中にwebテスト(SPI)を挟むことになります。
全体の流れは以下となります。
書類選考→一次面接→webテスト(SPI)→二次面接→三次面接(最終面接)
今回は一次面接の内容についてお伝えしますので、これから受ける方、興味のある方は参考にしてください。
Contents
書類提出
なにはともあれ中途採用を受ける際には書類提出が必要になります。
コンサル/シンクタンクでの中途採用の場合は履歴書提出の段階で以下の内容がしっかりとチェックされます。
・端的にキャリアが述べられているか
・あなたの強みが伝わる内容になっているか
・見やすいフォーマットで作成できているか
コンサルタントという仕事の特性上、端的に話ができること、伝わりやすいフォーマットを使いこなせるかということは重要なので、ここから勝負は始まっています。
とはいえ、ここら辺はエージェントを使いこなせば全くおそるるに足りません。
書類選考が通ったら一次面接の準備
書類選考が通れば、面接の案内があります。
日本総合研究所の場合はこの段階でwebテストが課されることも無いので、対策は面接準備くらいです。
面接で聞かれることはこの記事の先でお伝えしますが、よくある質問事項への対策で十分です。
ここもエージェントを使い倒して面接対策をしましょう。
面接対策にかかりそうな時間をご自身で判断して面接日程を調整します。
面接に慣れていない方でも3回も面接対策をすれば問題ないかと思います。
面接に慣れている方であればすぐにでも調整して問題ありません。面接内容はいたってシンプルな内容です。
・一次面接の対策は「面接質疑」くらい(webテストは不要)
・面接対策にかかる日程を考慮して、面接の候補日を先方に連絡
面接会場へ
場所は東京本社
日程調整ができれば当日は面接会場に向かうだけです。
面接会場は私の場合は東京本社でした。これは人によって違いがあると思うのでしっかりと確認していきましょう。
いずれのオフィスもJR大崎駅から10分程度で着きます。
詳細は日本総研HPで確認してください。
いざ一次面接の開始
面接官は3名
面接会場に着き、人事の方に連絡を取ると面接会場へ案内されます。
面接担当の方は人事の方を含め3人。
役職の就いている方1名、現場の担当者1名、人事1名といった顔ぶれです。
質疑はオーソドックスな内容
面接室に入り、簡単な自己紹介を済ませると早速面接が始まります。
自己紹介と合わせてこれまでのキャリアも簡単に説明することになります。
説明が終わると、自己紹介の内容と提出している履歴書の内容を踏まえて質問が飛んできます。
質問された内容は大まかに以下のような内容です。
・新卒就活でなぜその企業を選んだか
・その後ベンチャー企業に転職しているのはなぜか
・現在の仕事での課題は何か、またSWOT分析すると?
・転職してどのような仕事をしたいのか
・現職ではできないのか
・業務での成功体験とその要因は何か
内容としては割とオーソドックスな内容かと思います。
ここら辺は他の会社を受ける場合でも聞かれる内容なので、エージェントとすり合わせてしっかりと準備しておくと良いでしょう。
自分の回答に対しての深堀もあるので想定問答もしておくこと
ちなみに、上記質問はオーソドックスなものですが、それぞれの回答に対しても結構深堀されるので、想定問答も準備しておきましょう。
結構色々な角度から質問をされたという印象があるので、自分で想定問答を繰り返すなかで、ちょっとでも気になる点は深堀しておきましょう。
例えば、「現職ではやりたい仕事はできないのか?」という質問に対して「Aという理由で難しいと思います。」と回答すると、「Bというアプローチはできそうだけど、その点は検討したか?」といった質問を受けることになります。
これに対しても納得感のある回答をする必要があります。
常日頃から頭を使って動けているか、一つのことを深く考えているか、複数の視点から物事を捉えられるかといった点を見られた印象です。
自分では考えなかった質問は、ひとりで対策するだけでは対応が難しいです。
エージェントに協力してもらうことで対策は可能なので、しっかりと準備して後悔の無いようにしましょう。
雰囲気は穏やか
質疑については結構深堀されたものの、全体として雰囲気は和やかなものでした。
お互い自然な会話をしながら議論を深めていくといった感じだったので、個人的には楽しい面接でした。
面接での上司の雰囲気や、社員の雰囲気のフィット感は個人的には結構大事だと思っています。
この段階で、「なんとなくかみ合わないな・・・」といった印象があったりすると、その直感は結構正しかったりします。
こちらも会社を見ているという意識を忘れずに面接を受けると入社後の人間関係のストレスを軽減できます。
ケースなどの難しい内容はなく1時間程度で面接終了
ケース面接などは無く、本当に会話のような形式の面接を1時間ほどやって終了です。
今回は聞かれませんでしたが、会社によっては希望年収などもきかれるので、事前に準備しておくと良いかと思います。
業界水準や自己のキャリアを冷静に見て、自分はどの程度の値付けになりそうかを意識しておくと良いです。
また、希望年収の背景も聞かれるので、これもロジカルに打ち返しましょう。
「コンサル業界に転職した同期が〇〇円くらい貰ってる」とか、「他社から〇〇円くらいのオファーになりそうと言われてる」とか、その程度で結構です。
ちなみに年収交渉のための面接術については以下の記事でまとめてるので参考にしてください。
なお、本記事では私の面接体験についてお伝えしていますが、面接の質問内容等は人によって異なると思うので、最新情報が知りたいという方は必ずエージェントに相談してください。
また、キャリコネ(無料登録)というサイトでも多くの面接情報を仕入れることができます。
面接は事前の情報収集で勝負がきまるので、面接の通過率を高めるためにも登録して情報を収集しておきましょう。
面接通過の連絡を受けたら二次面接の調整
面接が終了し2-3営業日後に通過の連絡をいただきました。
二次面接の前にwebテスト(SPI)の受験についても案内をいただいたので対策が必要となります。
SPIは2週間以内に受けるように案内がくるので、しっかりと対策をして受けるようにしましょう。
さいごに
次回予告
今回は日本総研の一次面接の内容についてお伝えしました。
質問内容はオーソドックスなものでしたが、その回答に対して深堀されるので、想定問答を繰り返して準備しておくとよいでしょう。
次回は日本総研の二次面接の内容についてお伝えしたいと思います。
興味のある方は次回記事も是非ご確認ください。
今回お伝えした関連記事
今回の記事でお伝えした関連記事を以下にまとめたので、興味のある方はリンクをクリックしてください。
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