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ベンチャー転職

【ベンチャー1年】大手からベンチャーへ転職した4年目社員のリアル

大手企業から社員数200人程度のベンチャー企業に転職した私ですが、これまでに入社3ヵ月、入社6ヵ月、入社9ヵ月までに感じたことや経験したことについてお伝えしてきました。

私は1年でベンチャー企業を退職しているので、簡単にまとめたリアル体験談は今回がラストです。

ときどき思いついたように新しい記事を追加したりするかもしれませんが、一旦は今回の記事で締めたいと思います。

プロジェクトの成果は出せた

前回の記事でお伝えした、とあるプロジェクト。

これについては何とか目標を達成し、成功させることができました。

最初の仮説がハマって結構スムーズに進んでしまったので、あっさりと書いてますが、会社への貢献度は結構大きかったと思います。(笑)

これによって履歴書へ書ける内容がしっかり増えました。ラッキーですね。

やっぱり給料の不安は消えず

前回もお伝えしましたが、やっぱりこれからのライフプランを考えた際に給料の目途が立たないことへの不安は大きかったです。

しかもアラサーになると徐々に前職の同僚や大学時代の同期の給料が上がってくるんですよね。ほんとは比べる必要なんかないんですけど、これも気になってきて、やっぱり辞めるしかないなぁと思い始めました。

退職を検討していることを上司に相談

ここで上司に退職を検討していることを伝えました。

退職に関しての意向を伝えると良くあることですが、

上司
上司
給与やポジション、働く環境についての不満ならできる限り希望を聞くよ

となります。

まぁぶっちゃけた話、

あおえお
あおえお
働きと給料が見合ってないよなぁ

とか思っていたんですが、みんな頑張ってる中でそんなこと言うのも何かわがままを言っているような感じがしてしまい適当な理由をつけて円満退職する方向に持っていきました。

今振り返るとそんなこと考えずに普通に交渉して良かったと思います(笑)

後になって聞いた話だと年収交渉をするのは普通のことのようですし、交渉と結果次第で会社から見た自分の価値も分かったわけですし。

一旦交渉してみて、その結果に不満があれば、その後に転職活動をすれば良いだけです。

あなたが同じような状況であれば遠慮せずに年収交渉してください。

ちなみに、私の場合年収以外にもいくつか思ったことがあったので退職の方向に舵をとりました。

退職を検討した理由の更に詳細は話は別記事にまとめているので、興味のある方は読んでみてください。

ちなみに私が割とあっさりと退職を決断できた理由はベンチャー企業に転職する前からある程度計画的に撤退戦略も構築していたからです。

ベンチャーへの転職戦略については別記事でもまとめているので参考にしてください。

退職の旨を伝えた後も別のプロジェクトが走り出す

という訳で退職することになったわけですが、また新たなプロジェクトが始まりました(笑)

そしてそこにアサインされました(笑)

退職が決まってからのモチベーション維持は結構大変なんですが、今後の人間関係もあるし、お世話になったしという気持ちで何とか乗り切りました。

退職日までにギリギリ私の仕事は終わらせることができたので良かったですね。

有給は普通に消化できた

ベンチャー企業だと、というか大きい会社でも退職時に有給休暇を使いきれないという話を聞きますが、私の場合は全くそんなことありませんでした。

若い社員が多く、価値観も近いので「有給を使い切るのは当然の権利でしょ」といった雰囲気です。

大手企業を辞めるころは有給消化を戦略的に行なっていたので、けっこうあっさりと有給を使えたことには心しました。

そして退職

プロジェクトを回している間は忙しいので割とあっという間に退職になります。

この時点で次の道は正確には決まっていません(笑)

まぁ何名か先輩から声をかけももらっていたので何とかなるとは思っていましたが。

※ベンチャーへの転職が不安な方は、転職する前に、ベンチャーから大手に戻るルートなど次の道をある程度想定しておくことも大切です。

おわりに

そんな感じで私の1年間のベンチャー期間は終了です。

実際に働いてみると思っていたよりも働きやすかったですし、とても楽しかったです。

個人的には求めていた経験もできて大満足でした。

唯一の誤算は年をとるにつれて結構価値観ってかわるんだなぁという部分です。

たった1年という期間ですが、20代中盤から20代後半にかけては知り合いの環境も変わり、その話に触れたりするうちに自分自身の価値観も変わってきたりします。

転職した時は給料なんかよりも経験、実績、スキル、やりがい!!という感じでしたが、求めていたものが満たされ始めたり、友人の最近のプライベートの話を聞いたりすると、ライフステージを意識し始めるようになりお金への意識も強くなります。(少なくとも私はそうでした)

この価値観の変化も意識しておくと良いかと思います。

総合的に見てベンチャーに転職して良かったと思っている私ですが、ここでお伝えした通り誤算もありました。こういった経験を含めて、ベンチャーに転職する際に確認してほしい注意点についてこちらの記事にまとめているので、是非参考にしてください。

今回でベンチャー企業での就業経験談は終わりにしたいと思います。